不動産売却のスタートは物件査定から！不動産査定の種類と特徴について

不動産の売却は、信頼できる不動産会社に不動産査定（物件査定）を依頼することから始まります。

一般的に、不動産の価格は、所在地・立地・面積・方角・日当たり・築年数・地盤・交通・周辺環境など様々な個別要因によって決まるとされており、専門知識がないと正確に判断することができません。また、不動産市況や社会全体の景気動向、地域の将来性などにも大きく影響されるので、最新の経済情報にも精通している必要があります。

このような理由から、不動産を売却する際は、対象物件の地域情報に詳しい不動産仲介会社に物件査定を依頼し、その査定価格を参考にして、売り出し価格を決めていくことになります。

京都洛北不動産売却ネットのブログでは、「不動産売却」に関連する記事を掲載していくことになりますが、初回は「不動産査定」の種類と特徴について解説していきたいと思います。

「机上査定（簡易査定）」と「訪問査定（本査定）」と「マンション匿名瞬間査定」の特徴
「机上査定（簡易査定）」と「訪問査定（本査定）」の価格差について

「机上査定（簡易査定）」と「訪問査定（本査定）」と「マンション匿名瞬間査定」の特徴

不動産会社が行う不動産査定には、「机上査定（簡易査定）」と「訪問査定（本査定）」の２種類があります。

「机上査定（簡易査定）」は文字通り机上で行う査定で、所在地・面積・方角・築年数・交通などの物件情報と直近の取引事例などをもとに、査定価格を導き出す査定方法です。

「訪問査定（本査定）」は、実際に物件を訪問調査し、周辺環境や建物の内装・設備などの経年劣化、リフォーム状況などを加味して査定価格を算出するもので、より正確な査定方法と言えます。

「匿名瞬間査定」は、京都洛北不動産売却ネットの独自の査定方法で、ホームページ上で必要項目を入力すると、瞬時に売却相場価格・買取相場価格を表示する仕組みです。※現時点では、当社営業エリア内のマンションのみ査定対象です。

「机上査定（簡易査定）」のメリット・デメリット

「机上査定（簡易査定）」のメリットは、短時間で、既存データに基づいた査定価格を知ることができる点にあります。

不動産会社の対応状況によりますが、通常であれば数日で査定価格を記載した査定書を提示してくれるため、急いでいる方には最適な査定方法です。京都洛北不動産売却ネットでも、原則として３営業日以内に査定書をご提出しています。お急ぎの場合は、個別に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

不動産価格の現状を把握するという意味では有効な「机上査定（簡易査定）」ですが、現地調査を実施しないため、建物の経年劣化やリフォームの現状など、対象物件の個別事情を査定価格に反映することができません。状況によっては適正な価格水準から外れる場合もありますので、あくまでも現時点での参考値として捉えるようにしましょう。